2018年01月12日

延命治療

抗がん剤を使う目的は、がんの増殖を抑え、遅らせること。小さながんで転移しているかもしれないところを治療し、転移や再発を防ぐために使うこともある。

乳がんの原発巣から離れた部位に遠隔転移のあるステージ4の場合は治癒することが難しいので、抗がん剤によって進行を遅らせ、がんによる症状を緩和し、延命を目的とするのが一般的。

がんによる症状や抗がん剤の副作用でクオリティを損なうことなく、長期生存することを目標とすること。

病院からもらう冊子にそんなことが書いてありました。

再発転移が見つかった時は、今の病院ではなくて大病院へ行きました。

そこでの検査の結果、もう既に多臓器に転移していて、腫瘍の数と大きさの総量は今よりかなり多かったものの、自覚症状もあまりなく、自分が転移していることに気が付かなかった。

総量を減らす目的で、強い薬を規定量使うことを勧められました。



がんの進行を抑えておかなければ、つらい症状がでてくるまでにそんなに時間はかからない。だから体力のある今のうちに強い薬で叩いておく方が良いと言われました。

でもそれで治癒することは難しく、いずれまた進行する時がくる。余命宣告も受け、そんなこと言われてどうやってモチベーションを上げたら良いのか(笑)と思うような説明も受けました。

だけど、また進行するまでの間は再発転移する前と変わらない生活を送ることができるので、それを目指して頑張りましょうと先生や看護師さんから励まされた。

いずれ進行した時はどうすれば良いのですか?とその時に当時の主治医に聞いたことがあり、とにかく目の前の治療のことだけを考えて先のことは考えるなというようなことを言われました。

先のことを考えないようにして頑張っていた時は、どちらかと言えば抗がん剤の副作用よりも腫瘍の量を減らすため、規定量こなすことを重視した治療だったように感じる。

がんによる症状があまりないのに副作用が辛く、これのどこが緩和目的なんだろうと思ったことがあります。

治療によって腫瘍を大幅に縮小できた後は、腫瘍が大きかった頃よりも病気の進行は遅くなり、再発転移をする前とほぼ変わらない生活を1年間ほど心穏やかに過ごすことができた。

今出ている症状を緩和することだけを言っていたのではなく、穏やかに過ごせる時期が来ることを目指すことだったのだと思えるようになり、あの時頑張っておいて良かったと思った。当時の主治医には感謝しています。

再び肺と肝臓に転移がみつかり、いずれ進行した時と言われたその時が来てしまったのだけれど、今度は何を目指して頑張れば良いのか分からない。

当時の主治医なら何と仰るかな??と思いました。

応援クリックしていただいたら嬉しいです。
にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
【日記の最新記事】
posted by チロル at 19:43 | 日記